山や森、庭園や野原に足を踏み入れたとき、立ちのぼる香りがあります。草花や実、樹木や落ち葉から、みずみずしく爽やかな、ときに香ばしく、ときに甘やかな、自然の香り。ルーマニア語はそれを「ミロデニア」と呼んでいます。

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人のために緑を芽吹かせる方である神は（詩編104 /聖詠103）、地上の植物に癒やしという賜物を込められた。神の贈り物を人に伝えるため、修道士や修道女はそれを祈りの手で丁寧に集め、祈りをもって丁寧に作り上げる———

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この修道院からの品々を、ミロデニアがお届けします。